貧乏人のおぼっちゃんは、犬、猫、鳥など 小動物が苦手。・・・のはずが・・・
私が友人から犬を頂いて10数年飼っていても殆んど触ったことが無い。子どもが小さい頃おぼっちゃんは、子どもと犬と一緒に小学校でサッカーをして遊ぶ時 犬にボールをパスしても、直接触ったりは、しなかった。
子どもが猫が飼いたいと言ったときも、「犬が居るから 飼わなくていい」と断った。でも、どうしても飼いたい子どもと犬や猫が大好きな私は、猫の名前をおぼっちゃんにつけさせてあげるからと言い、飼うことを許可させた。
美人猫なのに、おぼっちゃんがつけた名前は、『ロマーリオ』
おぼっちゃんの大好きなサッカー選手の名前である。美人で頭の良いロマーリオは、ロマと言っても反応してくれる。名付け親のおぼっちゃんは、「ロマ」と呼ぶことはあっても、頭を撫でることや尻尾に触ることはなかった。
ロマとの生活が始まり、しばらくしてからある事情でフランスから来たサイレスというネコも飼うことになった。このサイレス君、体重が13kgもある、おまけに魚が大好き。おぼっちゃんに付き回って魚をもらうのが日課であった。
家に2匹ネコがいるのにもかかわらず、おぼっちゃんは、ネコが苦手だった。おぼっちゃんの座布団にロマが座っていると「どいてくれんかなぁ」とネコが、みずから居なくなるのをひたすら待つ。寒い時におぼっちゃんの膝の上にロマが乗ったときも同じ。しびれがきれても、触ることができないから、ずっと我慢。
まぁ、これはおぼっちゃんの性格によるものだろう。自分からは進んで何もしないし、何か起きても通り過ぎるのをひたすら待つ。ネコが相手でも同じみたいね(~_~;)
ところが、おぼっちゃん心境の変化か? 昨年からネコ大好き人間に変身した。ネコについて書かれている小説やエッセイを読み出した。テレビ番組もネコが出ていたら、おもしろいなぁ、かわいいなぁと言うようになった。おそるおそるネコの頭を触ってみたりしている。
晩御飯の時も、ロマーリオに1番に刺身をあげている。「ちょっと待ちよ」と言いながら、刺身をネコの口に合うように小さく切って、あげている。
「私らより ロマーリオに優しいぃぃ」「おっさんが、ネコのこと話てるぅ・・しんじられない・・」子どもにも そう言われだした。
以前は本当に無関心だったのに、今では窓から見える地域ネコさんの名前を覚え、ごはんのおすそ分けもする。
子どもたちが大きくなったせいか、晩御飯が終わると すぐに彼女らは自分の部屋に行ってしまう。もちろん、私だって酔っ払いに付き合うほどヒマじゃない。
チビチビといつまでもお酒を飲んでいるおぼっちゃんの話相手は横に居るロマーリオだけ。あいづちをうつように「ニャァ~~~」と まさに猫なで声で、刺身を要求している。
こういう日が来ることを本能的に察知して、おぼっちゃんは、ネコ好きになったのだろうか?
犬のクロも、いつか おぼっちゃんの横に座ることができるのかな?