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(122)夕張ふさい~♪

貧乏人のおぼっちゃんが、ちょっと前に「ゆうばりふさいって 知っとうかぁ? 気持ち悪いイラストで カンヌの広告の賞とったんやって」と言っていた。

今日、それを私は見た。
財政破綻した北海道名張市のPRキャラクター「夕張夫妻(ゆうばりふさい)」が、世界最大級の広告の祭典「カンヌ国際広告祭」プロモーション部門で最高賞のグランプリを獲得。夕張夫妻は、名張市が多額の負債(ふさい)を抱えているので、負債と夫妻をかけたて、お父さんが「倒産」を、お母さんの「まっ母さん」が「赤字」を表す自虐的キャラクター。

すごいものが、世の中に出ているんだなあと笑った。
おぼっちゃんが、「うちと一緒のことが書いてある」と言っていたキャッチコピーもポスターに書かれていた。

見てびっくり!

「金はないけど愛はある!」だって。

残念ながら おぼっちゃん。

気付いていないようだから言うけど、うちには、金もないけど愛もないよ。smile

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(121)軽い・・2

最近、貧乏人のおぼっちゃんは、自分のことを「軽いボケやけん」と言うのがお気に入りのようだ。

「机の上、拭いてからお茶碗を並べてよ。」と、いつも私が言っているのに、おぼっちゃんは、拭かずに並べたり、野菜を切ったまな板を洗わなかったり、排水溝の掃除をしなかったりと、小ずるいことを私が見ていないと平気でするのだ。

「あっ、今 洗わずに置いただろう?」と、私が指摘すると以前なら「今、しようと思ったのに。」と言っていたのが、「軽いボケやけん、気にせんといて。」に、変わった。もう毎日、軽いボケの連発である。
こうも回数が多いと、軽いどころでないと思うのだけど・・・?

どっちにしても私は、この一言で物事を済まそうとするおぼっちゃんの根性が、気に入らない。

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(120)リーマンの悲劇

私の知り合いが、自分に内緒で連れ合いとその親とで株を買ったり土地を買ったりしていることがわかったと激怒していた。何故わかったかと言うと、株の暴落で損失が出て証券会社の人が電話をしてきたかららしい。リーマンブラザーズの経営破綻が、こんなところにまで影響を与えるなんて、罪なことをしたもんだと思う。

店で仕事をしながら貧乏人のおぼっちゃんに、このことを話すと、「大変やなあ・・リーマンのせいで。オレは、内緒にしてることなんか 何にもないけん安心してよ。」と言った。
おぼっちゃんが、得意げに言うので、私は、

「内緒がないんじゃなくてアンタは、かいしょ(甲斐性)が、ないんだろう」と応えた。

おぼっちゃんは、

「ええ返しするなぁ。 ピカイチやなあ。」

と、甲斐性がないと指摘されたことなど頭にないようだ。

違う日に、おぼっちゃんは自分のことを、
「こんな エエ人は、おらん。大船に乗った気でいたらいい。」と
寝ぼけたことを言っていた。

私の返しは、「大舟じゃなくて、泥舟だろ。ほのうち、跡形もなく沈むわ。」だった。

もちろん、おぼっちゃんは、「ええ、ツッコミじゃあ。」

・・・あいかわらず、どうしようもない・・・

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(119)南アフリカ2

貧乏人のおぼっちゃんが、国際交流協会のサッカークラブに参加していた頃に、南アフリカ共和国の人と仲良くなった。おぼっちゃんは、英語の文章を話せなくても、サッカー選手やミュージシャンの名前を口に出してgood ! とかOh! famous player !とか言ってコミュニケーションをとっていた。

でも、よく聞いていると 自分の好きな人のことばかり話題に出して、相手が訊ねることには、I don'tn know .と即答していたように思う。

南アフリカの人と友人になれたのは、サッカーをしていたのとおぼっちゃんの好きな音楽やミュージシャンを彼も好きだったからだ。

おぼっちゃんは、すごく うれしそうに、「オレとレコードの趣味が一緒の人が、おったわ。びっくりするわぁ。オレの好きな音楽はマイナーやけん、誰にも分からんと思ってたのに、おったわぁ・・・それも、世界の果てに、 長いこと生きとったら何が起こるかわからんなぁ。すごいなぁ・・」と、私に話した。

Reed

Television  Vega

私は、思う。

いろんな意味で、おぼっちゃんと話が出来る人は、やっぱり地球の反対側にでも行かないと居ないんだろうなあ、と。

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(118)青年実業家

私が今日、お得意様のところに配達に行ったときのコト。

代金を頂く時に、奥様が、「財布どこ~。お金どこ~」と、お連れ合いに声をかけた。
お連れ合いは、「一生、お金には困らんようにしてるだろう。」と冗談交じりに返事をした。(きっと、ご本人は、本気だとコメントすると思うが・・)

おぉぉぉ~
こんな言葉、生まれてから今まで聞いたことない・・・
私は、何故かすごく感激した。

帰ってさっそくこのことを貧乏人のおぼっちゃんに伝えた。
おぼっちゃんは、
「おぉ~、すごいなぁ~。オレもその言葉、言ってみたいなあ。言うたら、きっと蹴まくられるだろうなぁぁぁ。ははは。一生、言えん言葉やなあ。ひろし君ごりっぱ!さすが青年実業家!」

こんな調子である。
オレもがんばろうなんて、絶対に思わないらしい。
哀しいかな、こういうボーとした連れ合いからは、力強い言葉など死ぬまで望めないだろうなぁ。

まっ、いいけどね。

snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail snail

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(117)足の裏2

貧乏人のおぼっちゃん、猫が相当好きになってきている。

1人でテレビを見ている時でも、猫が出ている番組を選んで、「かわいいなあ。猫ってこんなんかぁ。おもしろいなぁ。」と見入っている。この間は、「猫の島で有名な田代島がテレビであるぞぉ。」と教えてくれた。本当に少し前まで、猫や犬には何の感情も持たなかったのに・・・実に不思議・・・

今度、猫の絵を描いてみたいとも言い出したほど。。。cat

おぼっちゃんが、いつものように本題のわからないニュースを教えてくれる。今日は、猫カフェのことだった。

「30分ごとに追加料金が500円要るんやって。けど、猫を部屋の中に閉じ込めてかわいそうに。で、透明のプラスティックの天井みたいなトコ歩かせて、肉牛を見て楽しむんやって。」

「ハァ~。どうやったら牛が天井あるけるん? この前 教えたでぇ・・・にくきゅう(肉球)って言うんじょ!!」

「あっ、そうか。 まぁ、いいでぇ。似たようなもんでぇ。」と、おぼっちゃん。

牛と猫が似てるかぁぁぁ?

おぼっちゃん、
人様の前では、まだまだ猫好きということを黙っていた方が 良さそうである。

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(116)南アフリカ

来年サッカーのワールドカップが南アフリカ共和国で開かれるため、テレビや新聞で南アフリカの話題を最近よく目にするようになった。

貧乏人のおぼっちゃんが、「南アフリカのこと、テレビで言よったぞ。世界中から お客さんが来るからレストランの人が、ワインの勉強をしよんやって。あれ、あれ、ワインの説明したり匂ったりする人の勉強。」

私は、おぼっちゃんがソムリエかコンセイエのことを言っているのだろうと思ったが、何て言うか待ってみた。

「あれ、あれ、ワインの説明する人よ、え~っと ワインセラーって言うんかな?」

はっ?

子どもが間髪をいれずに、

「バッカちゃうん。ほれは、ワイン入れるものでぇ。」

あいかわらず おぼっちゃんは、カタカナの言葉を覚えられないし、ニュースの内容もきちんと伝えたためしがない。それなのに、「あのニュース知っとうか? あれは・・・・」と今日も繰り返す。

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(115)えっ!

貧乏人のおぼっちゃん、今日は‶涼しい脳味噌〝という本を読んでいた。

私が、「その本、おもしろいでぇ?」と聞くと、信じられない答えが返ってきた。

「書き手が、ヘタと思うわ、オレに わからんもん。」

ひぇ~~~である。

自分が理解できないことを書き手の養老さんのせいにするなんて、信じられない・・・・

本を読むまでもなく、おぼっちゃんの脳は涼しいを とうに通り過ぎていると思う。

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(114)お気楽

貧乏人のおぼっちゃんは、子どもらに勉強しろとか宿題は?なんて言ったことがない。朝、「起きよ~」と言うのでさえ、私が起こしてきてと頼んだ時だけである。結局いつも口やかましく言っているのは私だけだ。

もちろん何事も自発的に しなければ意味がないと知っているが、何も言わずにいると子どもらは、ボ~~っとして1日を終えてしまう。おぼっちゃんの遺伝子がたっぷり入っているので、要注意なのだ。

おぼっちゃん、高校の入試試験の結果は良かったらしい。(なぜわかるかというと、昔は試験結果の良い者から○○委員に選ばれていたから。おぼっちゃんも委員に選ばれていたそうだ。)

しかし、高校生活が始まって最初の試験でビリから2番目か3番目になったそうだ。ここで勉強は、なんにもおもしろくないと気付いたので止めたと言う。あとは毎日、部活のサッカーを楽しんでいたらしい。
唯一高校でとった資格が、溶接の免許だと言う。それも、友達を試験教室の窓の下に呼び出し、カンニングをして取ったようだ。 coldsweats02 信じられない・・・

おぼっちゃんの就職時期は高度経済成長期と重なり、会社は人手が欲しくて欲しくての時だったので、おぼっちゃんは何の苦労もなく高校3年の4月にはもう就職が決まっていた。それも、サッカーができる大阪の住友グループの会社に。

時代さえも味方につけて苦労も挫折もなく気楽に生きてる貧乏人のおぼっちゃん、これじゃあ子どもらに勉強しろ~なんて言いっこないはずだ。

きっとこれからもずっと気楽に生きていくんだろう・・

あ~~~ くわばら、くわばら・・・

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(113)払いが・・

店が終わって貧乏人のおぼっちゃんが言った。
「明日の払いが足りんなあ。一生懸命働いたけど、今日は あかんかったなぁ。赤字やなあ。」

通りががりにそれを聞いた下の子どもが、
「利益は出さなあかんのじょ。」と、ひとこと。(子どもは今年から商業高校に通っていて毎日ビジネスの勉強をしている。)

おぼっちゃんは、「はい、わかりました。」と素直に頭を下げた。・・・・

ホントにわかってる?

おぼっちゃんは、安く魚を仕入れた日は、安かったからと安く値段をつける。
仕入れが高い日は、高いとお客さんに悪いからと安く値段をつける。

私は、ばっかじゃないのと言う。その考えなら いつ、うちは儲けるの?
おまけに、おぼっちゃんは経費というものの存在を知らない。レジに入ってるお金が全部儲けと思っているようだ。

売上から仕入や経費を引いたものが利益じょと何度説明しても、「ふ~ん」と言う。
そして、「まっ、食べていけるけん ええでぇ」とおっしゃる。

明日の払いが足りないってことは、食べていけるとは言わないんだけどね・・・

私は、子どもと一緒におぼっちゃんも学校へ行き、今からでも勉強してくれることを切に願っている。

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(112)ねむり症

梨にねむり症という病気があるとは知らなかった。今朝、新聞を読んで驚いた。

「冬季の寒さが不足してねむり症のような症状が露地栽培で発生」
地球温暖化の影響から、冬季が異常に暖かく、休眠打破のための低温遭遇が不足し、梨の花等の開花が2週間以上もバラツいた。また、開花のバラツキにより変形果も多数発生した。

「ねむり症なんて、すごい名前の病気やなぁ。おたくも、一種のねむり症かも?」と私が貧乏人のおぼっちゃんに言うと、

「う~ん、そうかも。眠りから起きたら いい梨が取れるんかなあ? けどオレが眠りから覚めても変わらんだろうなぁ  ハハハ」

ほぉ、自覚があるとは・・・・・めずらしぃ。

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