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(111)みつばち

ミツバチについてのニュースをちょこちょこ耳にする。ミツバチの数がものすごく減ったとか2007年春までに北半球のミツバチの4分の1が失踪したとか・・・本当に大変なことが地球で起こっていると思う。まぁ、原因は人間の傍若無人ぶりであるということに間違いないと私は思っている。

貧乏人のおぼっちゃんもミツバチの大量死を新聞の記事で読んで、私に「ミツバチが、おらんようになったこと 知っとうかぁ?」と聞いた。おぼっちゃんが読んだ記事には、働き蜂が工業化された農業や農薬等いろいろなことが重なりストレスを生み、正常に動けずアルツハイマー状態になり巣に帰れなくなったと書かれていた。

おぼっちゃんは、もともとが忘れっぽいのだけれど、最近は今まで以上に拍車がかかってきている。このミツバチの話をしていて私が、「おたくも危ないなぁ」と言ったら、

「いや、いける。オレは、まだ家に帰って来れるぞぉ」と、すごく元気に答えたので、おかしかった。それで、もう1度私は、

「けど、おたく働き蜂と違うでぇ。」と言った。 ら、

「あ~~~coldsweats02

そう、分かれば よろしい・・・

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(110)検問

最近朝5時過ぎに吉野川橋の近くで、警察が飲酒運転の検問をよくしている。

貧乏人のおぼっちゃんは、毎晩お酒をたくさん飲んでいるので、検問が見えるたびにうわぁぁと思うそうだ。前の日のお酒が残っている気がするので、汚いアルコール感知器を差し出されたら、フゥ~とすこーしだけ息を吐くそうだ。
しかし「もう1回。もっと強く息を吐いて」と必ず言われるらしい。今のところ検出されずに済んでいるが、いい気はしないという。

その話を横で聞いていた私の母が、おぼっちゃんに「検問があるんだったら、普段はお酒を やめなあかんなぁ」と言った。

おぼっちゃんの返事は早かった。

「いやいやいや、酒やめるより道替えるわ」

wine・・・・

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(109)おまけ

お店に来てくれるお客さんが、自分の娘が家に居ついてなかなか嫁に行かないと愚痴っていた。本人勝負なら嫁に行けないかもしれないと思い、華道、茶道、ピアノ、英会話、お習字等いっぱい付加価値をつけたのに36歳過ぎても家に居るらしい。

それを聞いた貧乏人のおぼっちゃんが、あとで私に 「うちの娘らも付加価値つけとうけど、そのうえにオレの遺伝子もついとおなぁ・・・どうなるんだろう?」と言った。

そんな恐ろしいこと・・・私は 考えたくもない。

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(108)ブックオフ

貧乏人のおぼっちゃんが、大変大変、一大事だと叫んでいた。おぼっちゃんに聞いたところで真実はわからないと思うが、一応聞いてみた。

「どっかの大きな出版社と講談社みたいな有名な会社がブックオフを取るらしい。困るなぁ。ブックオフの105円の本を買うんが楽しみなのに~。」

(正しくは「大日本印刷グループと、講談社、小学館、集英社の大手出版3社は13日、中古本販売のブックオフコーポレーションの株式計約31%(議決権ベース)を、筆頭株主の日本政策投資銀行系のファンドなどから取得すると発表した。」だった。)

子どもにも同じことを言ったら、「もう死ぬまでに読む本 買っとうから、ブックオフが無くなっても いけるわ」と言われたそうだ。

「けど、ホンマに困るわ。どしてブックオフは不正経理やしたんだろう? ほれからでも ちゃんと立て直してくれたら良かったのにぃ。何が悪かったんだろうか? 新しい社長のやり方がマズイんかなあ?・・・」おぼっちゃんは、めずらしく本気でブックオフの将来に時間を費やしている。

私は、おぼっちゃんに言った。

「ブックオフの会社のこと考えるより 自分の店のことを考えるほうが先ちゃうん?」

『あっ!』

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(107)足の裏

今日は少し気温が低く寒かったので、猫のロマが晩御飯のときに貧乏人のおぼっちゃんが組んだ膝の上に上がって行った。

子どもが、「いいなぁ。ロマに座ってもらえて。」と言うと、おぼっちゃんは、

「いいことないわ。ロマの足の裏、え~っと肉牛が冷たい・・・・」

子どもと私は爆笑した。coldsweats01

「何でロマの足が牛になるわけ? それは、肉球だろ。」

猫好き歴が浅いというか、物事を知らないおぼっちゃんである。

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(106)ドア

私の友人は仕事から帰ると、夫に時々玄関ドアのチェーンロックをされているらしい。

友人は不思議で仕方がないと言う。2人暮らしで、家にいるのが自分だけなら、もう1人は外出しているはずと考えるべきなのに、なぜチェーンロックをする必要があるのか? 彼には私が見えてないのかなあ?と言う。

たぶん彼も貧乏人のおぼっちゃんと同じで、深くは考えていないと思う。
私も自慢じゃないが何度も玄関に鍵をかけられたことがある。
それも、おぼっちゃんのビール缶と酒の空瓶をゴミの日に捨てに行っている間に。(私は1滴もアルコール類は飲まない。すべておぼっちゃんのものだ)

ゴミ袋いっぱいの空瓶や空き缶を、ひきずって出してきて帰ったら鍵がかかってるなんて・・・
ぶちきれた私は、「開けろ~。誰が鍵 かけたぁ?」」と玄関の扉を蹴まくるのである。

あ~オレじゃぁ・・・と家の中から声がする。そして、鍵を外しながら

「あ~そういえば 出て行くって、言よったなぁ・・・」と言う。

その程度である。

蹴まくることなど とてもできそうもない上品な友人に私は、チェーンカッターを買うことを薦めている。

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(105)考えなし

貧乏人のおぼっちゃんは、とても単純である。おぼっちゃんが好きじゃない人でも、自分を褒めてくれたら すぐに「あの人、ええ人でぇ。」と考えを変える。

えっ、さっきまで あんなに悪口言よったのに~(私)

「オレのこと褒めるなんて人を見る目があるわ~。」

その上、物でもくれたものなら、

「すばらしい~。実は、ええ人と思っとったんじゃぁ。まちがいない。」と、平社員だったのが、いきなり社長にランクアップするようだ。

あ~イヤイヤ。 この主体性のないお考え・・・ホントいい加減なんだからfish

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(104)軽い・・・

夕方、私の家に友人が来た。私は晩御飯を作っていたので、「10分したらガスの火を止めてよ」と後のことを貧乏人のおぼっちゃんに頼んだ。

私が別の部屋で、友人と話していたら「ごはんが、できたよぉ~。ごはん食べよぉ」と、おぼっちゃんが大きな声で叫んでいた。私は、てっきり子どもに言っていると思い ほおっておいた。でも、ずっと叫んでいたので、「私は、お客さんと喋ってる。」と言い返すと、「あっ!」という小さな声が聞こえた。

しばらくして、おぼっちゃんに「さっきは私を呼んでたんえ? お客さん来てるの知ってるだろう。」と言うと、「わせとった。」そして「軽いボケやけん、気にせんといて」とのこと。

後で子どもが友人に言っていたのだけれど・・・
おぼっちゃんが、子どもに「料理の入っているフライパンをガス台から持ってきて。」と頼んだそうだ。子どもも寝起きでちょっとボーとしていたようで、ガス台にあったうどんの湯がき汁の入った鍋をおぼっちゃんに渡したらしい。

おぼっちゃんは、「え~?。フライパン持ってきてって言うて、鍋もってくるかぁ? ボケとんちゃうんかぁ?」と偉そうに言ったらしい。

子どもは、あ~フライパンだったんかぁと思って、おぼっちゃんの方を見たら、おぼっちゃんの左側に既にフライパンがあったんだって。

おぼっちゃんは、「わぁ~。ココにあったわ、そうじゃ、さっき自分で持ってきとったんじゃ。2人ともボケとうなぁ。ハハハ。」で、「軽いボケやけん、気にせんといて」って子どもにも言って笑ってたって。

・・・決して軽くはないと思うケド・・・

友人は、ボケ家族を「楽しいご家族ねぇ」って笑って、綺麗にまとめてくれました。

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(103)修理3

私が、図書館で洗濯機についての本を借りたり、インターネットで部品を調べたりしていても、貧乏人のおぼっちゃんは無関心だった。というより変に話しかけて、私に「じゃあ、自分でやれば?」と言われることを警戒していたと思われる。

無事洗濯機の修理が終わった後、友人が店に寄ってくれたので私は「洗濯機直ったんよ。すっごい嬉しいわ」と話したら友人が、おぼっちゃんに「どうして直さないん?」と質問をした。

おぼっちゃんは、「オレも やる気になったら できるんやけど・・」と答えた。

友人と私が、「できるんだったら、直してくれたら よかったのにぃ」と言えば、

「やる気にならんけんなぁ」だって。

友人は、おぼっちゃんの得意技を じかに見て、「はぁ~」と呆れて、
「そう言われたら、返す言葉がなく どうしようもないなぁ」と笑っていた。

けれど、そのおぼっちゃんのやる気は一体どこにあるというのだろう?

何度も言うが私は未だかつて、お目にかかったことがない。

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(102)連休の1日

5月の連休の1日を私たち家族は、バラバラに過ごした。子どもたちは、それぞれの友達と遊び、貧乏人のおぼっちゃんは近くの海岸へ、私は南部の山へ出かけた。

私は、いずれ両親から相続する小さい小さい山の場所の確認のため 山に登った。山歩き感覚で行った私は、大変な目に遭った。道などどこにもなく、父親にナタを持たされ草や小枝を刈りながら、木や岩をつかみ登っていくのだ。まるでランボーのようだった。頂上についても同じ道を辿って下りなければいけないことを思うと、気分が滅入った。それでも進むしかないので、何度も滑り落ちながら がんばった。本当に我ながらよくやったものだ。

家に戻って今日のサバイバルの様子をおぼっちゃんに話した。
「登り始めて30分たった時に足が滑ったんで、目の前にあった草を掴んだんよ。そしたらチクチクチクチク・・・・心臓が止まるぐらい痛かった。見る見るまに水疱ができて、真っ赤に手のひらが腫れてきた。チクチクチクチク・・・は、すっごい強うなるし、毒がまわって死ぬかと思ったわ。痛いし不安だったけど我慢するしかないけん、山を登って下りたんよ。ほんまに毒がまわったら困るけん帰りに病院行こかとおもたけど、祭日で診療費が高いけん、博物館に行ったんよ。刺さった草は、ちゃんと鞄に入れてあったけんな。博物館の学芸員さん呼び出して、草を見せて土地名と時間を伝えて名前と毒と教えて下さいって言うて、調べてもらった。『イラクサ』だった。死なんって言うてくれて安心したわ。」

その時、おぼっちゃんは何て言ったか? 

やっぱり草の毒より、私の毒が強いんやなぁ・・・だって。
イラクサを栽培して、おぼっちゃんの布団に敷き詰めてやろうと本気で思ったわ。フン! 

私の話もそこそこに、おぼっちゃんは自分の今日のことを話し始めた。おぼっちゃんは海岸に流れ着いたロープやガラクタや流木を拾いに行ったそうだ。玄関に、それらが並べてあった。(獲物を取ってきて見せびらかす猫のよう)離れてヒトデの日干しみたいなのもあった。「何、これ?」って聞いたら、「ヒトデ。テトラポットに張り付いていた。なかなか取れず、波は来るし、苦労したわぁ。」とのこと。50ccのオートバイの荷台に小ぶりの流木をくくりつけ、前カゴにヒトデの日干しやガラクタを入れ、1m50cmぐらいの長さの流木を載せ、帰ってきたと言う。
「オートバイも結構 載るなあ、侮れんなぁ。」が、おぼっちゃんの感想だ。

前にも1度同じセリフをおぼっちゃんから聞いたことがある。昔おぼっちゃんが、太陽と緑リサイクルの店で大きな大きなゴリラのぬいぐるみを買ってきた時だ。そのぬいぐるみは、本当に大きくて50ccのオートバイのカゴに載る大きさでは無かったのだ。おぼっちゃんは、そのぬいぐるみをオートバイの荷台に座らせ自分の腰に紐で、くくりつけた。帰り道、道往く人たちが皆ふり返って、おぼっちゃんをみて驚いたという。その時、「オートバイは何でも載る、スゴイなぁ。」と言っていたのだ。
おぼっちゃんに賞賛されるこのオートバイ、この先どんなものを載せられることになるのだろう?   オートバイも大変だ!

お互い自分のことを言うのに夢中で、子どもたちのことは全然聞かずに1日が終わってしまった。ごめん。wobbly

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