家の近所にドラッグストアーが少し前に開店した。私は、まだ行ったことがないが、安いと評判のお店である。
子どもが、そこに買い物に行くと言い、貧乏人のおぼっちゃんも珍しく付いて行った。おぼっちゃんは、新しいものが嫌いなので、というより順応できないので、歩いていける場所に電器店やスーパー、ホームセンターが次から次と開店しても未だに行ったことがない。おぼっちゃんの行く所はいつもの3ヶ所と決まっている。(3ヶ所とは、ちなみに 太陽と緑リサイクルショップとブックオフとハウスオフ(これもリサイクルショップ)である。) 私は、2人に お買い得品があったら買ってきてよと頼んだ。
1時間ほどして2人が帰ってきた。子どもが言う。「あかんわ・・・世間知らずの2人が行ったから、普段どれぐらいの値段で売ってるか全然わからんから、どれが安いか高いか、わからんかった・・・行った意味がなかった」と・・・
おぼっちゃんも、確かビールが安いと聞いていたから珍しく出かけたはずなのに ビールを手にしていなかった。「どうして ビール買ってないん?」と聞くと、「そんなに安いと思わんかった、オレはビールの値段だけはわかるんだ」とヘンに威張っていた。
『世間知らずの2人』と本人たちが、自覚しただけでも収穫かと私は思う。下の子どもが「どこの店に行ったんえ?」と聞いたら おぼっちゃんが、「ひまわり」と答えた。
「違うだろ。店の名前は 『コスモス』じょ」と私。
おぼっちゃんは、「お~ ええせんいっとお。かすっとうでなぁ」
店の名前も覚えれない人に、お買い得品を買ってきてと頼んだ私が やはり間違いだった・・・・・世間知らずというより役立たずの2人である。